会長挨拶

第10回日本保健医療福祉連携教育学会学術集会の開催にあたって


 
第10回日本保健医療福祉連携教育学会学術集会
大会長 丸山仁司
国際医療福祉大学教授、副大学院長

このたび、第10回日本保健医療福祉連携教育学会学術集会の大会長を務めさせていただきます国際医療福祉大学の丸山仁司でございます。本大会を国際医療福祉大学で開催させていただくにあたり、ごあいさつをさせていただきます。
今大会の会場となります国際医療福祉大学は「共に生きる社会」を建学の精神として平成7(1995)年に開学し、平成29(2017)年4月現在5キャンパス9学部22学科を擁する保健医療福祉の総合大学です。この「共に生きる社会」とは、「人種、性、言語、宗教、政治上その他の意見、民族的もしくは社会的出身、財産、門地その他の地位、またはこれに類するいかなる自由(病気や障害の有無、年齢による不利など)による違いがあっても、理性と良心と寛容を示すことによって、それらを越えて基本的人権を等しく共有できるよう努力する社会」のことです。病気や障害の有無という点では医療保健福祉の専門家と患者・利用者との間にあるべき人間関係を示しています。一方で地位や意見の相違という点では専門職間関係にも当てはまるものであります。この「共に生きる社会」を建学の精神とする国際医療福祉大学で、本学会の第10回学術大会を開催できることを大変光栄に存じます。
記念すべき第10回学術大会は「連携教育の発展と創造」をメインテーマ「これまでの10年、これからの10年」をサブテーマとして、本学会発足以来の日本におけるIPE・IPWの発展を振り返るとともに、これからのIPE・IPWを展望できればと思っております。このテーマに沿って、本学会の発起人の先生方にご登壇いただくシンポジウム『連携教育の過去、現在、未来』、特別講演『医学教育の現状と課題、IPEとの関係』、ワークショップとして『地域を基盤とするIPEの可能性を探る part3』、学生セッションを企画しております。また一般演題では、医療系大学などでの卒前・卒後のIPEの取り組み、病院および地域におけるIPWの実践例などの発表が多数、予定されています。多様な学問背景をお持ちの専門職の先生方にご参加いただきまして、相互に積極的な意見交換ができる大会にしたいと考えております。盛会となりますよう、ご支援、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。